日本人なら読んでみてよ。『生とは、死とは』瀬戸内寂聴、堀江貴文

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ども!キヨスイです!

 

堀江貴文さんの堀江貴文さんの『99%の会社はいらない』がすごく面白かったので、過去の本も読んでみました。

 

中でも気になった本がこちら。

 

では、さっそく感想文を。

『はじめに(瀬戸内寂聴)』と『おわりに(堀江貴文)』をがイイ!

『はじめに』と『おわりに』がめちゃくちゃグッとくるんです。本書は終始、考え方の違う二人が対話をしています。50歳も違う二人がね。

この『はじめに』と『おわりに』を読んでもらうと世代も性別も違う二人が、こんなにも相手を尊重しあって存在できることに僕は感動しました。

相手を尊重することってどういうこと?って誰かに聞かれたときに僕は言語化することが難しい。毎回言うことが変わるかもしれない。それだけわかっていないということですよね。

二人の言葉には、尊重という言葉は出てこないのですが本書に書いてある言葉からくるイメージはお互いを認め合って尊重しているものの何物でもない。『はじめに』と『おわりに』はその全てが入っていると感じました。

この本を手に取った人は、必ず読んでください。中身だけ読んで飛ばさないでほしい。

自分の死への恐怖心が確認できる。

第1章の『死ぬってどういうことですか?』が僕は読むのがめちゃくちゃキツかった。正直、2章以降の政治の話や戦争の話、ビジネスの話などは他の本と変わらない気持ちで読むことができた。たぶん現実味をそこまで感じていない証拠でもありますね。

最初だけが本当にキツかったんです。読むのやめようかと思うくらい。内容の全体がこのテーマだったら読了できなかったでしょうね(笑)

でもそれだけ印象に残りました。僕はそれだけ死を恐れているんだなと確認できました。自分で思った以上にめちゃくちゃ恐れていたのにもビックリした(笑)

もちろん、瀬戸内寂聴さんと堀江貴文さんは僕なんかに比べたら全然恐れていないんですよ。(堀江さんは怖いとは言っていましたが。)当時91歳の瀬戸内寂聴さんは「死ぬのは怖くない」って断言しています。「もうここまで生きたら十分」って。

昔、おばあちゃんが同じことを言っていたのを思い出した。この領域って歳を重ねればみんないけるのですか?僕も見てみたい、この領域。

最後の堀江さんの忙しさと老化防止のテクノロジーへの出資で紛らわしているというのは笑いました。

みんな手に取って。

どんな人でもこの本を読んでほしいですね。趣味趣向問わず面白い作品に出来上がっています。

なんかもう日本人だったら、必ず読んでみてよ!って言いたくなる本。瀬戸内さんか堀江さんどちらかは、自分と全く違う視点で物を言ってくれているでしょう。

ますます、堀江さんの本に興味が出てしまう1冊でした。

 

あ、もちろん瀬戸内寂聴さんにも興味津々になったのは言うまでもない(笑)瀬戸内寂聴さんは、それにしてもタフだった。91歳で京都と東京の日帰り....

 

 

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