ども!キヨスイです!
今日は、僕がカサンドラ症候群になるまでに踏んだ10ステップをご紹介!
発達障害者と深く関わる関係性によって多少変わってくるかもしれませんが、大筋みんな同じなんじゃないのかなと!
参考までに対応法まで記載しておきます!みなさん同じステップ踏まないように気をつけて下さいね!
ステップ1 共有ができなくなる。
最初のステップです。あらゆる共有ができなくなります。時間の共有、コミュニケーションの共有、現状の状態の共有。僕はすべてにおいて違和感を感じました。
最初は今まで生きてきた内容が違うから?と思ってましたが、今振り返っても異常なまでに共有が取れていませんでした。しかも相手を発達障害者と認識していなかったのでなおさらヤバかった。(本人も含め)
この『共有ができなくなる。』は発達障害を認識してない状態だと必ずと言っていいほど踏むステップでしょうね。
ステップ2 話をたくさんするようになる。
なぜ時間に遅れるのか?なぜ言っていることが通じないのか?なぜ話が聞けないのか?なぜこちらも話が理解できないのか?
などのなぜなぜ尽くしになります。めちゃくちゃ話をする時間が増えます。あっという間に時間が過ぎる(笑)こうした日々が発達障害を認識しないで深く関わるとすぐに訪れます。ステップ1からステップ2への移行時間はあまりかかりません。
お互いどれかしらの共有を取ろうと永遠と話が続きます。でもこの時、僕らは発達障害というものを念頭に置いて話をしていないので、全くラチがあきません。
ステップ3 対策を練り始める。
話をしていても全くラチがあかないので、対策を練り始めます。ここの段階でもまだ発達障害の疑惑は出ていませんでした。
この時に一番問題視されていたのは『遅刻』です。遅刻と一言で言っても、5分10分の遅れじゃありませんよ。
1時間のときもあれば、2時間のときもある。30分のときもあれば、5分のときもある。2時間の遅刻なんてもうなんかバックれに近いですよね。しかもこの遅刻は規則性がないのが厄介でした。
どうして、遅刻をしてしまうのか?前の日はどう過ごしているのか?という無駄な対策を僕らはし始めました。対策をいくら練っても対策を守れない。そして対策の対策を作るという無限ルールを僕のパートナーは自分で考案してぶっ壊れていました。
そんな姿を見て、「何してんだこいつ?」「対策がいけないのか?」となっていました。
記事でいうとこちらです。
ステップ4 落ち込む。(カサンドラ入り口)
あらゆることに対策が全く機能しません。僕は自分がいけないのか?という状態に陥りました。ステップ4までくるともうカサンドラ症候群の入り口です!ようこそ!カサンドラ症候群へ!welcome to KASANDORA!
もし、ステップ4まで来てしまった人がいたらあなたは「何がいけないんだ?」を考えては、落ち込む日々を過ごしているでしょうね。ステップ3から少しステップ4までは時間がかかるものだと思います。僕は4ヶ月くらいかかったかな。もちろん発達障害者側も一緒に落ち込んでいます。できてない自分に超落ち込みます。二人で落ち込むからまぁー最悪。
ステップ5 イライラする。(ビギナーカサンドラ)
落ち込みがイライラに変わってきます。顔を合わせるごとにイライラ。ちょっとしたことでもイライラ。パートナー以外の人間にもイライラ。ステップ5までくるとイライラの毎日が待っています!もうここは、ビギナーカサンドラ症候群!
ここで踏ん張ってしまうともう診断が下りるレベルでのカサンドラ症候群になると思いますので、踏ん張るのはあまりオススメしません。ちなみに僕は踏ん張りました!そしてステップ6以降に突入します。
ステップ6 顔を合わせたくなくなる。
イライラしている自分にも嫌気がさし、パートナー(発達障害者)とも顔を合わせることが嫌になってくるでしょう。僕はここまで1年くらいで作り上げました。なんせ年間360日くらい会っていましたからね。
このあたりで発達障害が発覚。でもステップ6まで来ていると発覚しても何も役に立ちませんでした。
こうなるともう抜け出せないと思います。僕は意固地になって抜け出せませんでした。自分が可愛ければさっさとドロップして、他の道を探すことをオススメします。僕のようにM体質でしたら、どんどんステップ踏んでいきましょう!
今だから言えますけど、僕はステップ踏んでよかったかな?と最近思っています。こうやって記事を書けていますしね。
ステップ7 壁に穴が空く。
部屋の壁に穴が空きました。僕の場合、生きたい気持ちはここではなくなっていなかったので、自傷行為には走りませんでした。
外に向ける怒りでしたね。壁にいっぱいの穴が空きました。やっちゃダメですよ。おそらくステップ7までくると発達障害者側もかなりやられています。お互い死なないよう気をつけて下さい。
ステップ8 奇声を上げ出す。
奇声を上げだします。頭がおかしくなって奇声を上げていました。そんなに大きな声ではないのですが、意味不明な言語を発していました。もう頭おかしいです。犯罪に走らないでよかった。
ステップ9 無気力になる。(公認カサンドラ)
奇声も飽きて、無気力になります。仕事なんてもうできません。諦めましょう。ステップ9で病院に行きました。無事、診断下りました!どもです!公認カサンドラになりました!
先日、書いたこの記事の状態です。
ステップ10 動けなくなる。(カサンドラ出来上がり)
カサンドラ症候群のひとつのゴールですね。はい、動けません。
ステップ10まで行ってしまった人はこちらが参考になるかも!?
対応法
ステップ6くらいまで、来てしまうとなかなか後戻りができなくなると思います。僕は仕事のパートナーということもあって余計できなかったんですけどね。
理想の対応法としては、ステップ4または、ステップ5くらいで一旦距離を置くことをオススメします。夫婦とかですとお子さんいたりすると難しいですかね?できれば長めに実家に帰るくらいしてクールダウンした方がいいじゃないかな?
どうんな方法でも距離が置ければ良いですね。ステップ4をうろちょろしていれば、まだ気力が残っていますのでどうにかなります。このタイミングで発達障害が確認を取れれば、カサンドラ症候群にならずに上手くやっていく活路が見出せるでしょうね。
ちなみにステップ10までくると発達障害者側もかなりダメージ食らっていますので、復帰までに時間がかかります。僕のパートナーは過食症になってましたし。一回、ボロボロになります。
ステップ10まで行くのも経験としていいですし、才能があればステップを踏まずに上手くいくこともあるでしょう。ステップ5くらいで、関係を断ち切るのもひとつの手段です。どの道を選ぶか?というのはどれもよく考えてから選ぶことが大切ですよ!
でわ!
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