キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
イケハヤさんのこちらの記事。すごいこと書いてあります。必読です。
マニアックですが、これはかなり革命的。イーサリアム経済圏はやはり強い!/ 仮想通貨業界に革命をもたらす「TokenSets」。 : まだ仮想通貨持ってないの? https://t.co/sgQC2aPq6J
— イケハヤ (@IHayato) 2018年5月30日
ERC-20をバンドル化して流通させることができるというサービスですね。素晴らしい機能。
バンドル化に盛り上がる
そこからERCに詳しい人が盛り上がっていました。これは盛り上がりますね。
ゲームトークンセット作りたいですよね!
— Hikaru Nemoto(根本晃)@Blockchain Gamer/Africa/Rwanda (@dujtcr77) 2018年5月30日
・ゲーム記事を書きたいけどアセットを買うだけのETHがない
・参入を考えているがリスクを抑えるためにまずは試したい
みたいな人向けに各ゲームアセットの「お試しレンタルセット」とか作れば地味に需要あるんじゃないだろうか。 https://t.co/jCiVx8EbVT
いいですね、やりましょう!
— Hikaru Nemoto(根本晃)@Blockchain Gamer/Africa/Rwanda (@dujtcr77) 2018年5月30日
レンタル条件をスマコンにのせればバックレとか返却遅延などのリスクもないし、誰かそういうの作ってくれないかなw
で、僕もひとつ
ERC-721のバンドル化の話に乗っかって僕も1つ。
— キヨスイ@dApps (@kiyosui_goraku) 2018年5月30日
DAC使って、たったひとつのデジタル写真集なんかどう?
・写真家
・アイドル
・結婚式
など
もちろん、絵描きさんが使っても良し。
ERC-721は、ゲーム意外にも使えるはず。
Tokensetの話が注目されてて、ERC-721セットあるといいんじゃないかと考えるdAppsゲーマーの方々はテンション上がっております。
— はやた@ Blockchain Gamer / Axie / Bitpet / ETHTOWN (@hayata_sc) 2018年5月30日
キヨスイさんなら音楽やってるし、曲トークン×10種類くらいまとめてアルバムにするって手もありますね〜(CDで十分じゃん!とかマジメにツッコむのはやめてね。妄想妄想 https://t.co/LcXaS6jVTm
はやたさんが反応してくれました。うん。音楽にも技術的には使えると思いますが...
これ。。。
— キヨスイ@dApps (@kiyosui_goraku) 2018年5月30日
僕の見解によると
音楽だけ難しいんですよw
この発案は、面白いのでブログ記事にさせて頂きます! https://t.co/ED3fvG6kuB
僕の見解はこちら。この記事では、なぜ難しいのかお話をしていきます。(前ぶり長くてごめん)
音楽のトークン化はなぜ難しいのか?
前提として、音楽を積極的にシェアしない国って日本くらいなんですよ。
最近でもミスターチルドレンがやっとスポティファイに全ての曲を載せました。異常ですよ。スポティファイ出てから何年経ってるの?ってレベルですから。
アメリカ、イギリスのアーティスト達がYoutubeに曲をアップし始めてから、日本は何年も遅れてYoutubeにアップしました。これも遅かった。
日本の音楽マネタイズってCD売り上げか著作権で売り上げを出す仕組みみたいになっていたんですよ。JASRACに登録して、使われたら使用料をみたいな。かなり時代遅れなことを2010年代に入ってもずっとやってました。マジでヤバいんですよ。
ちょっと話が脱線しましたが、音楽ってシェアしてナンボでしょ!というのが僕の中であります。
僕がやっている、ダンスミュージックというジャンルだと勝手に有名アーティストのリミックスとか作っても、向こうから「いいね」や「コメント」がくるレベルでシェアの文化なんですよ。
こういったシェア文化の中にトークン化を突っ込むと、逆に発展しにくくなると思っています。
絵や写真でしたら、所有できなくとも閲覧ができるので、ある程度の価値をシェアできますが、音楽だと目に見えない物になるので、ここが難しい...
使い方によったらトークン化もあり
*ちょっと倫理的な部分は横に置いておきます。あくまでトークンの使い方にフォーカスおきます。
Aviciiの例
先日Aviciiというアーティストが死にました。
Aviciiが亡くなって一か月以上経った。
— Avicii◢ ◤ HEAVEN (@TS_Love_Avicii) 2018年5月26日
まだ信じられないし、信じたくもない。
だから、これから新曲が出ないか探す。
この一か月間があっという間だった。
この先もあっという間だろう。
Aviciiは永遠不滅。#Avicii pic.twitter.com/bcb2UpRoy4
そのあとに出た「Heaven」という曲ですね。(確かこれだよね?)
こういった曲をトークン化するのは、かなりの価値がつくと思います。言い方悪いかもしれませんが、死んでしまうと音楽とともに大半の人が忘れていきます。
もちろん、強烈なファンは自分が死ぬまで覚えているので、あえてトークン化してその人たちだけが所有するというは、ありだと思っています。
DaftPunkの例
この曲、RANDOM ACCESS MEMORIESっていうアルバムなんですけど。最初レコードで発売されました。
で、レコード購入した人にはmp3をプレゼント!という形を取っていたんです。レコードにアクセスできるパスワードがついていて、ユーザーはmp3をダウンロードするという形だったんですよね。
これにもトークン化は使えるはずだなとバンドル化なんか持ってこいですよね。
Remixデータの例
リミックスデータを有名アーティストが配布しているケースが多々あるんですよ。
ドラム、ベース、ギター、ボーカル、ピアノという風に楽器を分けたデータが出回っています。
有料販売しているアーティストもいるし、無料でばら撒いているアーティストもいるんですけど。
有料販売のアーティストのもクラッカー達の手によって無料で手に入ってしまっている世の中になっています。
これらもトークンから再生してDAW(音楽作るソフト)に落とし込むことができるシステムが構築できれば、この辺りの問題も解消できる気がします。
この話に繋がる面白い話をしたいのですが...サロンnoteの方で書いてしまったので、気になる方はこちらをどうぞ。
Digital Art Chainのやりとりを簡単に解説。|キヨスイ|note
有名アーティストが前提になる
ここなんですよね。無名アーティストの場合は、シェアの文化を利用した方が大きくメリットあります。
有名アーティストの場合は、ものによったらトークン化していった方が面白いものも!
音楽だけ、この壁なくならない感じするんですよね。
絵や記事、ボイスメモのようなコンテンツをトークン化するのは、割と多くの人たちが有意義に使用できる未来は見えるんだけど。音楽だけなかなか...(笑)
最後に
音楽のトークン化のお話でした。音楽って目に見えない性質上難しいですよね。
あとはライブチケットとかにするくらいしか...作品だけだと、どうしても行き詰まってしまうところはあります。
何か良いアイディアあったら、教えてくださいね!
それでは、また。