栗原類「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」母親必読!

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ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!

 

栗原類さんの「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を読了しました!

いつもの感想文いきます!

 

最初に言っておきます。

 

この本は「良本決定!」です! 

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 amazon

網羅的に発達障害のことが書かれている。

買う前までの印象は、栗原類さんが発達障害であることから今まで体験してきたことや改善してきたことが書かれているのか?と思っていました。

もちろん、書かれてはいたのですけど。本の中の45%でしたね。

表紙からはわからない、栗原類さんのお母さん「泉さん」からの発信や主治医であった高橋先生が書いたことが残りの45%として、書かれていました。

 

で、残りの10%が最後に書いてある「ピース又吉さん」との対談が記されています。

 

本人、母親、主治医、友人の4視点からで、この本は構築されていました。この4視点から構築されているので、ものすごく網羅的です。

 

僕の場合は、発達障害者と仕事をしているので栗原類さんが書いていることは、そうなんだぁ...なんてくらいにしか思えません。

でも母親の泉さんが書いていることはめちゃくちゃ共感できるし、自分もそう接してる、またはこれは新しい発見だ。ということがめちゃくちゃ多かった!

今後に活かせそうです。

 

このようなことから、この本は発達障害を網羅しています。

発達障害者の子供を持つ母親に読んでほしい。

現在、発達障害になる要因として家庭環境や親からの遺伝が大きく取り上げられていることが多いです。

 

このことから発達障害者として、生まれてきた子供をどうやって育てていくか?というのはものすごく重要になってきますよね。

 

栗原類さんの母親の泉さんはめちゃくちゃ、上手に気長に接してきています。類さんが発達障害とわかってから、20年間、30年間という長いスパンのマラソンとして子育てを考えて類さんに接してきました。

 

類さんは今21歳、この21年間どのようなことを具体的にしてきたのか?どういったものを見据えて子育てをしてきたのか?とても詳しく書かれています。

類さんが今テレビで活躍できているのは間違いなく母親の泉さんの力が多大に大きいです。これはこの本を読めば断言できます。

もちろん、類さん自身も努力しているのは間違いありませんが、努力をさせたのが泉さんなのです。

 

僕は、母親ではありませんが発達障害者を子供として持つ母親に役に立つ本として出来上がっています。

主治医高橋猛さん

もちろん、母親だけの力では難しい面も出てきます。そこをフォローしていたのが主治医の高橋先生です。

泉さんは、この先生に助けられた面が多かったと本書で語っていました。

高橋先生のセクションはわりと短いのですが、おそらく発達障害に関して優秀な先生でしょうね。

 

なぜ優秀と言えるのかは、本を読めば伝わると思います。ただ、一つだけ言えるのが類さんにコンサータ、ストラテラを服用させていない点は優秀かと言えます。

 

僕の仕事パートナーが言った場所は、すぐ薬を出す場所でした。結果、あまり良い方向へはいかず。

正直なところ1回、2回と会っただけで薬を出すという医者は、僕はあまり信用できません。

本当にその薬が必要なのか?というのが数回の診断でわかるのでしょうか?ただでさえ、特性が個々でめちゃくちゃ違う発達障害者です。

 

しっかりと見極めて、栗原類さんの診察をしていたことが、本を読むとすごくわかります。

要するに栗原類さん用の診察をしてくれていたんでしょうね。

ピース又吉さんも出てきます。

最後の方に少しだけ、ピース又吉さんと栗原類さんの対談が入ってきています。

とても共感できたところを引用します。

これから発達障害が受け入れられてきて。個性を尊重すると、「いや、そんなに無理すんな」「自分がしんどいことは、あまりやりすぎない方がいい」ということにもなりそう。でも、周囲が「あなたはそれでいいよ」としてしまった時に、もしかしたら改善できたことや成長できたことに、周りがフタをする可能性もあって、そこが類くんのお母さんは絶妙だったんですかね〜。

引用:発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

ここの文章だけ、読むと少し誤解されるかもしれませんがこれはマジでそうだな!って感じでした。誤解したくない人は、読むことをオススメします。

 

特性を活かして、適材適所にその子を置いてあげることも、ものすごく重要です。

しかし出来ないことを野放しにしてしまうと、才能にフタをするという可能性もありますよね。だから、出来ないことにもトライをする必要はありますし。

対処を見つけることも重要です。

まとめ

4視点で作られている本なので、発達障害者とその周りにいる人たちがお互いのことを理解するキッカケになる本です。

発達障害が身近にある人だったら、どの立場の人でも読むことをオススメします!

 

▼こんな人にオススメ!

  •  発達障害者の母親(父親)
  • 発達障害者、本人
  • 発達障害者の友人
  • 発達障害者と一緒に何かをする人
  • 発達障害を勉強している人

 

以上の人がオススメです!とくに母親は何回もいいますけど、オススメです!

 

良本決定!

 

でわ!