【dApps開発者】オオキマキ氏にインタビュー(前編)ブロックチェーン開発はいつから?

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

Digital Art Chainの開発者、オオキマキさんにインタビューしてきました!

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オオキマキ氏にインタビュー!(前編)

オオキマキさん(以下オオキ)がどの様にしてブロックチェーンアプリを開発したのか?をメインにインタビューしてきました。意外と長くなりすぎたので、前編と後編に分けました。

これからブロックチェーンアプリを開発したい方は、必読です!

 

自己紹介

オオキ:「オオキマキです。よろしくお願いします。」

キヨスイ:「いきなりですが、普段なにやっているんですか?」

オオキ:「今勤めている会社がIT系の会社で、エンジニアをやっています。普段の仕事はブロックチェーンとは全く違う領域です。

キヨスイ:「具体的にどのような仕事をしているんですか?」

オオキ:「パッケージされたものをお客さんに導入する仕事をしています。アプリ作ったりなどをしているわけではないですね。

キヨスイ:「じゃあDigital Art Chainとは無縁のお仕事ですね。」

オオキ:「はい、完全に企業向けのサービス導入の仕事をしています。」

 

キヨスイ:「ところで、オオキさん何歳ですか?」

オオキ:「今、26歳です。」

 

キヨスイ:「急ですが、彼女います?」

オオキ:「はい、います。ブロックチェーンに手を出してから、時間があまり取れていないので、寂しい思いさせてしまっています。」

キヨスイ:「フラれないように気をつけてください。」

 

キヨスイ:「今回、ブロックチェーンアプリの開発をしようと思っている人への敷居を下げる記事にしたいので、ガッツリ敷居下げてください」

オオキ:「頑張ります。」

 

▼オオキマキ氏、自己紹介まとめ

  • オオキマキ
  • 26歳(彼女あり)
  • Digital Art Chainの開発者
  • IT系の企業に勤務
  • ブロックチェーンとは関係ない仕事をしている
  • ブロックチェーン開発を始めてから彼女に寂しい思いさせてないか、ちょっと不安

 

ブロックチェーンの開発はいつから?

キヨスイ:「ブロックチェーンアプリの開発はいつからしているんですか?」

オオキ:「本当に最近です。始めたのが2018年4月からなので、まだ3ヶ月くらいですね。実は初心者のペーペーです。」

キヨスイ:「エンジニアとしては、いつからですか?」

オオキ:「エンジニアとしては、2015年くらいからです。会社の研修など受けて、基本的な開発などのスキルは持っています。」

 

キヨスイ:「ブロックチェーンを使った開発と普通のWebやゲームアプリ開発で、どちらが大変とかありますか?」

オオキ:「どちらかというと、今までのWeb、ゲームアプリの方が大変なんじゃないかな?と思います。

キヨスイ:「え?そうなんすか?」

オオキ:「ただ、ブロックチェーンを使った開発って情報が少ないんですよ。あと仲間が少ないというところが大変です。正しい情報と熱い仲間を見つけて正しく勉強すれば、2週間くらいで動くdAppsというのは案外と作れます。」

 

キヨスイ:「2週間でdAppsが作れるというのは、元々エンジニアの実績があっての話ですよね?」

オオキ:「そうですね。あまり経験がない方でも、HTML、CSS、JavaScriptがわかった上でCryptoZombiesを勉強すれば、できると思います。

キヨスイ:「期間はどのくらいですか?」

オオキ:「1ヶ月くらいで、できると思います。

 

キヨスイ:「オオキさん敷居下げようと盛ってません?簡単な理由を教えてください。」

オオキ:「簡単な理由としてはイーサリアムの場合、サーバーやデータベースを作る必要がないんですよね。イーサリアムにスマートコントラクトを置けば、イーサリアム内のバーチャルマシーンが動かしてくれます。だからHTML、CSS、JavaScriptがわかれば、動くdAppsはすぐに作れます。」

 

キヨスイ:「へぇ〜」

オオキ:「簡単に言うと、作業工程が少ないです。個人でも開発しやすい理由のひとつですね。

 

▼ブロックチェーン開発まとめ

  • オオキさんが開発を始めたのは、2018年4月から
  • 今までのゲームアプリより楽に開発できる
  • HTML、CSS、JavaScriptがわかれば1ヶ月程度でdApps作れる
  • CryptoZombiesでの勉強は必須!
  • 楽な理由は作業工程が少ない

 

ブロックチェーンは個人開発向けでもある。

オオキ:「キヨスイさん、簡単なのは伝わりました?」

キヨスイ:「はい!キヨスイです!」

 

オオキ:「僕の個人的な意見としてブロックチェーンを使った開発って個人開発や小規模開発向けだと思います。

キヨスイ:「なぜですか?」

 

オオキ:「先ほどお話した少ない工数でできるというところと、少人数の方が設計しやすいと思っています。人数が増えて規模が大きくなるとバグが起きる可能性は高まります。スマートコントラクトって1度実装すると直せないので。

キヨスイ:「ヤバいですね。」

 

オオキ:「厳密に言うと直せる方法もありますが、基本的にスマートコントラクトは、直せないというのがコンセプトになっているので。だから大規模な部分は、あまり向いていないとも言えます。」

キヨスイ:「なるほどですね。」

 

オオキ:「あとは、普通のアプリと違って今はブロックチェーン開発している人が少ないので、周りからのリアクションが良いです。単純にモチベーション上がります。

キヨスイ:「モチベーション重要ですね!個人開発者は孤独ですからね!」

オオキ:「特に今の時期は開発者が少ないので、初心者の人にもモチベーションは大事かと思っています。」

 

キヨスイ:「個人開発で不利に働く部分はありますか?」

オオキ:「法律の部分ですね。企業に入ってブロックチェーン開発をしていれば、開発以外のバックアップが得られると思います。個人で全て調べるとなると大変です。

キヨスイ:「確かに...曖昧な今の時期だと開発に専念することはできませんよね。」

オオキ:「そうですね。なので、個人開発の場合はグレーなところを攻めるのはオススメしません。」

 

▼個人向け開発まとめ

  • 個人、小規模の開発向け
  • バグの修正が基本的にできない
  • モチベーション維持にも良い!
  • 法律の部分が個人開発だと不利
  • 個人開発でグレーゾーンは攻めない方が良い!

 

後編はDigital Art Chainのお話!

前編、読んで頂きありがとうございました。

後編は、Digital Art ChainとLoomNetworkのお話になります。開発秘話や今後の発展ビジョンについてです。お楽しみに!

 

それでは、また。

後編はこちら:【dApps開発者】オオキマキ氏にインタビュー(後編)Digital Art ChainとLoomNetwork

 

オオキマキ氏の登壇イベント

2018/07/13(金)オオキさんが登壇予定のイベントです。dApps開発に興味のある方は、参加してみましょう。定員来てしまっているので、増席の抽選待ちになっています!