漫画『僕たちがやりました』原作が秀逸すぎる!必読です!

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

僕たちがやりました』が 面白すぎます。かなりオススメ漫画ですよ。

 

『僕たちががやりました』とは?

原作が『神様の言う通り』の金城宗幸さん。漫画が荒木光るさんの二人による作品。

2015年にコミックの1巻が発売され9巻で完結予定の漫画。ただいま8巻まで発売されています。

 

『そこそこの人生』を目指して、何も考えずに日々生活している3人の高校生と先輩OBの4人から繰り広げられるトンデモ物語です。

なんかハングオーバーとか思い出すむちゃくちゃぶりですよ。

 

ある日、お調子者の4人は仕返しのために隣の高校に爆弾を仕掛けます。イタズラ感覚で爆弾を仕掛けたんですが...爆弾がプロパンに引火してしまい10人もの死亡者を出してしまう事件に発展。

 

先輩OBのパイセンがとにかく大金持ちだったので、逃亡生活を目指す4人。イタズラから始まった大事件を欲を全開に出しながら、全力で戦います。

 

かなりクズ全開の主人公たち

トビオ、マル、伊佐美、パイセンの4人が主人公なんですけど、とにかくこの4人がクズ!各々、特徴を持ったクズで共感を持てたり、引いたり、クスっと笑ってしまったりと。

とにかく、忙しい漫画です。この4人のクズさは一度は自分もしたことあるようなクズさ加減で、どこか他人事とは思えない...

こんな状況に陥ってしまったら、自分もどこかのクズに当てはまるのではないのか?と思わされてしまう(笑)

 

中でも、マルという高校生がとにかくクズで(笑)友達の金は奪うわ、高校生なのに600万という大金を風俗に使いまくるわで...どうしようもないクズです。

彼はいっつもいの一番に友達を裏切りますね。ここまで振り切ったクズさは、もう清々しいと言うしかない...

 

パイセンが良い奴なんだけど...

良くわからないけど(後でわかる)、とにかく大金持ちでいつも何百万と持っているパイセン。トビオ、マル、伊佐美の高校の先輩で20歳でニート。

金が有り余るくらいあるので、いつも3人を引き連れて遊びまくっています。

彼はお金で友達を買っている感じなんですけど...まぁ良い奴で憎めないけど、どこか寂しいんですよね。

ここまでお金を持っていて、いつも使いまくっていると自分の周りにいる人間が何に惹かれて自分の周りにいるのか、わらなくなってしまう。

お金の使い方を全て間違えているパイセン。良い奴で面白い奴なんだけど...

 

この漫画、展開がすごい!

ストーリーの推進力がすごいというか、展開力が凄まじく力あるんですよ。

ここまで、展開力がある漫画は初めて読みました。10巻以内で完結する最近の名作漫画だと『僕だけがいない街』がありますよね。

『僕だけがいない街』もすごく練られた漫画でしたけど、展開力だけにフォーカスしたら圧倒的な力を持っている『僕たちがやりました』です。

 

すっ飛ばそうと思うページがまずないし、飽きる場面も皆無で素晴らしい原作になっています。

次から次へと良い意味の裏切りがすごい...金城さんはこの漫画のあとにどんな原作を書くのか...気になります。

 

8巻の自首まで必ず読んでください。

8巻までに色々ありまして...爆弾魔の真犯人が出てきたりして、4人は自由になるんですけど。結局、自首することを考えます。

この自首の仕方がかなり秀逸でして...(笑)パイセンの全財産を使った1億2000万円を使って一世一代の自首をします。

 

そして、マルのクズっぷりが本当に最高なんですよ。この人は本当にお金が大好きなんですね(笑)

マルのクズさを貫いてくれて、作者よ本当にありがとう。期待以上の展開でした。

 

最後に

この漫画アニメ化や実写化すると思います。アニメでしたら、おそらく深夜枠でしょうね。実写化も23:00くらいの枠でやりそうな...

伊佐美役は柄本 佑さんでお願いしたいです。

 

それでは、また。