栗原類さんの主治医、高橋先生から学ぶ発達障害との付き合い方!

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出典元:発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

 

ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!

 

栗原類さんの本「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」の主治医、高橋猛さんの章で書いてあった発達障害の接し方。触れていきます。

発達障害のある人に話しかけるコツ

これは、高橋先生が尊敬する精神科医の青木省三先生が言っていたコツです。

  • あっさりはっきり
  • くどくなく、同じことを何度も言わない
  • 早口で畳みかけない
  • 声を大きくしすぎない(穏やかに話す)
  • 曖昧なことを言わない

引用:発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

これコツだそうです。

これ重要ですね。僕は身にしみて接し方に数々の失敗をしていますから、よーっくわかります。ただひとつだけちょっと勘違いしそうな点なのか?疑問点があります。

同じことを何度も言わない

これは、どういう意味なんでしょうかね?同じことを何度も言う必要は必然的に出てきます。

「くどくない」と「同じことを何度も言わない」がセットで成立しているなら、納得できます。

もしセットが崩れると「同じことを何度も言わない」というのは、少し疑問が湧きますね。どういう意図なんだろう。。

読者のみなさんどう思います??

コツとして、だいたい合ってるでしょう。

僕が、発達障害のパートナーとコミュニケーションが上手く取れていなかった時は、これらの真逆のことをやってました。

要するに

  • なかなか理解しないからくどく言う
  • 時間がかかるから、早口で話す
  • イラっとして声がデカくなる
  • 通じると思っているからアバウトな点がある。

↑これ失敗例だからね!

 

うまくいってない時は、こんな感じで話していましたね。

もちろん最初からではないのですが、色々とフラストレーションが溜まったり、長い時間を共有しているから大丈夫だろう、通じているだろうという感覚が出てきた頃です。

 

発達障害と接する事の多い定型発達者は、こんな話し方をしていないか?自分を振り返ってみるといいですよ!

高橋先生の発達障害を持つ子供への対処法

本書には、対処法も書かれていました!10か条です!子供って本書には書いてあるんですけど、大人でも同じかなって感想です。

  1. ADHD、発達障害ではなく、ひとりの個人として理解する
  2. 孤立させない
  3. 周囲で環境を作る
  4. 具体的に生きづらい点、問題をあぶり出す
  5. 細かく作戦を立てる(表やノートを活用する)
  6. 実行できたら少しずつ前進。次の作戦を立てる(無理はしない。できなかったら次の作戦を立てる)
  7. 声を荒げても無駄(クールに落ち着いて対応する)
  8. 基本的な生活リズムを作る
  9. 変化していくことを前提に柔軟に考える(誰もがみな発達の過程であるのだから)
  10. 一度立ち止まってみる(人それぞれの方法で)

引用:発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

こんな感じに書いてありました。本書を読めばもっと理解が深まりますのでおすすめです。

これ、本当に子供だけじゃないなぁーって感じます。大人まで自分が発達障害と気づかないで生きて来たケースの人もいますよね。

そういった人へは、この対処方法は有効活用できるでしょうね。僕がパートナーにやらせているようなことも多々ありました。

まずは、7番の「声を荒げても無駄」というのをクリアするのが課題ですよね(笑)これ肉親ならできるのかもしれませんが、そうじゃないと、とても大変です。

まとめ

昨日も「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」のことを書いたばかりでしたが、こういった視点のことも書かれていますので本当に良本です!

正直、この本1冊だけでは発達障害と付き合っていくための対処はできませんが、いくつか読む本の中で必ずと言っていいほど、読んで損のない本です。

導入にもいいですし、ある程度の知識がある人にもいいですし。

 

高橋先生から学ぶ発達障害との付き合い方でした!

 

でわ!