発達障害の本は嘘ばかり。役に立つものなんか1割くらいしかないんじゃないかな?

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

発達障害者の相方がこんな記事を書いていました。

発達障害が「発達障害の本」だけ読んで引き起こす5つの危険性 

 

これ僕も同じこと感じているわけで、ちょっと違う視点から書いていこうかなと。

 

発達障害が発覚後の基本的な流れ。

僕らはこんな感じの流れで動いていました。

ここに書いていないのは、自閉症のボランティアに参加したくらいですかね。基本的な流れはこれ。

 

発達障害というものに無知なことから、勉強をするために多くの本を読んでいたんですけど、9割近くの本たちが、役に立たないのが後々になってわかってきます。

 

本当「発達障害」というワードがついた本って10冊に1冊くらいしか、どの視点で見ても役に立つ本ないんですよね。

最終的に行き着くのが、『周りの理解が必要』っていう言葉。

これ間違ってますよ。『周りの理解』より『本人の変化』の方が圧倒的に必要です。

 

そのためには周りの理解が必要で...みたいなことを始めると鳥が先か卵が先かの話になってきますのでちょっと違うかと。

 

本質的に必要なのは『本人の変化』です。

 

「発達障害」ってワードがある本に書いてある嘘。

本、ゴールデンタイムのテレビなどで言っている周り主導の話は本当に嘘。

発達障害じたいが個性になるなんてことは、全くないですね。

 

多くの本、テレビのことを鵜呑みにして発達障害者と接するとカサンドラ症候群になって死ぬだけです。

周り主導で発達障害者を理解していく社会を作ろう!っていうのが間違っていて、お互い歩み寄ろう!という考えが正解。

 

それで、主導は発達障害者がしていくのが一番良い。

 

「発達障害は個性です!周りがしっかりと理解をしていってあげましょう!」

って良く聞くこのフレーズ。これ嘘なんで、騙されてはダメですよ。

 

変わらないで良い人間なんていない。

 世の中のこういった風潮。発達障害者が今のままでいいよ。

っていう風に聞こえません?僕は思いっきりそう聞こえているし、発達障害者の当人たちもそう思っている人いるんじゃないかな?って考えてます。

 

「発達障害は個性です!周りがしっかりと理解をしていってあげましょう!」

なんて言われたら、「このままでいいんだ!」って思うのは当たり前。

 

いやいやいやいや!変わらないで良い人なんていないでしょ?

 

と、突っ込まずにはいられません(笑)

 

もちろん、軽度、重度と障害にも色々とあります。

僕は100%できないことまで変わりましょう!とは言ってません。

足が動かない人に「走りなさい」みたいなことには間違ってもいいません。

 

変われる中で変わっていくことが重要なんじゃないの?って話です。

それは、周りじゃなくて本人が変わる必要があるよねってことを言いたいんですよね。

どうも世の中に出版されている多くの書籍はそうじゃない。はっきり言って役に立つ本が少なすぎる感じはしています。

 

ガチで役に立つ本はだいたい1割。

本当に役に立つ本は1割くらいですね。

役に立った本をピックアップしておきます。 

 

発達障害の自分の育て方

 

この本は発達障害者の方には是非とも読んでいただきたい本ですね。

発達障害者でもここまで自分で修正をきかせて、素晴らしい成果をもたらしている人がいますよ。という事実をまず知ってほしい。

そして、その方法などはたくさんあるという広い世界を知ることができます。

感想記事:この人めちゃくちゃ優秀『発達障害の自分の育て方』発達障害者は必読!

 

発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由

 

栗原類さんの本です。まだ話題性がある本ですかね?

この本は発達障害者もそうですが、発達障害者の友達、母親にも読んでほしい本です。

本人の視点からだけではなく、周りの視点からの内容も盛りだくさんでありますので、発達障害者の近くにいて悩んでいる定型発達者は必読ですね。

「みんなひどい!」って心の中で思っている発達障害者は何が本当に優しく、何が本当にひどいのか?少し理解できるようになるんじゃないかな。

感想記事:栗原類「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」母親必読!

 

自閉症の僕が跳びはねる理由 

 

アスペルガー症候群の人はまず最初に読んだ方がいい本です。

この本は発達障害者ではなく、自閉症の東田直樹さんが書いた本です。

ここにアスペルガー症候群の症状のヒントなどはだいたい書かれています。アスペルガー症候群は、自閉症と同じ括りにされているだけあって、症状似ていますよ。

 

理論的であり、情緒的に書かれているので、単純に読み物としても面白い作品です。

まだ手にしていない人はどうぞ!

 

「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす 

 

この本はちょっと特殊でして、内容の4割が役に立つってイメージで手に取ってもらうと助かります。

上記で僕が書いた不満をぶちまけている内容のようなものも書かれていたりしているのも事実です。

実体験なんかも書かれているので、役に立つところと役に立たないところのギャップがすごいので少し変なイメージを持つかもしれないですが、読んでおいた方がいいです。

感想記事:『大人の発達障害をうまく生きる、うまく活かす』感想

 

発達障害と関係ない本の方が役に立ったりする。

発達障害者とは言っても、定型発達者と同じ部分はたくさんあるわけです。

なので、発達障害の関連本ばかり読んでいても意味がないことがいっぱいあります。

 

一度、発達障害の本から離れてみて色々な本を読んでみると自分に合った本が見つかって前進できる可能性があります。

 

僕の相方で最近効き目があったのがこちらの本。

 

この本をしっかりと実践すれば、多くの発達障害者は変われる可能性があると僕は確信しています。

この本はやることが明確化されていて、想像力、思考力を働かせる余地がない状態で、思考を深めることができるんですよ。

極端な話、思考力ゼロの人間が始めても思考力がイチになるというもの。

 

「お前、ちゃんと頭使ってんの?」とか職場で良く言われてしまっている人はオススメです。

 

詳しくはこちらの記事に書いてありますので、どうぞ。

関連記事:発達障害者に「ゼロ秒思考」は効き目あり!会話の質が上がります。

 

最後に

この記事で言いたかったことをまとめておきます。

  • 発達障害は個性じゃない。
  • 「発達障害」という本の9割は役に立たない。
  • 変わらなきゃいけないのは本人。
  • 周り主導は間違っている。
  • メディアに踊らされないように。

こんな感じですね。

 

ここまでこれたのは、色々失敗したおかげですね。

発達障害というワードが入っている本に疑問を持ったら、全然関係ない本から学習するようにしてみてください。

 

それでは、また。

 

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