ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!
宇宙飛行士、若田光一さんの「一瞬で判断する力」を読んでいます。まだ読み終わっていないんですけどね。
読めば読むほど、「宇宙兄弟」ってよく取材できている作品なんだな...すげー漫画だ...ってビックリさせられます。
そのお話。感想文は読み終わったら、別記事で書きますね!
一瞬で判断する力 私が宇宙飛行士として磨いた7つのスキル Amazon
小山宙哉さん推奨だけど、「宇宙兄弟」推奨とも言える。
この本は「宇宙兄弟」の作者である小山宙哉さんが推奨している本です。僕、宇宙兄弟が大好きなので小山さんの推奨にそそられて買ってみたんですけどね。
めちゃくちゃ面白い。というか、逆推奨も成り立ってしまうほど「宇宙兄弟」のシーンを思い出すような内容になっているんですよ。
もう衝撃ったらありゃしない。あの感動のシーンとか、本当にNASAってこんなことするの?と思うシーンとかがリンクするようなことがバンバン書かれている。
この漫画、宇宙飛行士として本当に起きることが描かれていたんだと。「一瞬で判断する力」を読むことで「宇宙兄弟」の評価が再評価されていくんですよ。
「一瞬で判断する力」が好きな人は「宇宙兄弟」を推奨します。
宇宙兄弟はなかなか主人公のムッタが宇宙に行きません。確か...20巻以降じゃないと宇宙行かなかったですよね。
それでも飽きさせないのは、リアルがふんだんに含まれていたからだったんですね。
宇宙兄弟を思い出した部分を抜粋
宇宙にいる時間よりも、地上での仕事のほうが圧倒的に長い
「宇宙飛行士」と言っても、実際に宇宙で仕事をする時間は限られている。私は宇宙飛行士の道を歩みだしてから、かれこれ24年を迎える。その間、4度の宇宙飛行を経験したが、これまでの宇宙飛行士人生で宇宙にいた時間は通算347日間。つまり宇宙飛行士は、宇宙での仕事より地上での仕事のほうが圧倒的に長い、ということになる。
これは、宇宙兄弟でもイヤってほど描かれていましたね。宇宙飛行士になっても10年スパンで宇宙に行っていない宇宙飛行士もいました。
宇宙飛行士になってから、ミッションにアサインされないと宇宙に行くことはなく、日々地球で訓練やサポートをする毎日が続きます。
ですから、宇宙飛行士になっても地上にいる時間の方が圧倒的に長く、地道な毎日が続くんですよね。
毛利さん、向井さん、土井さんに加えNASAの宇宙飛行士らの憧れの方々とパーティーでお話する機会があった(じつはこのパーティーでの立ち振る舞いも選抜に考慮されていたことはあとになってしった)
宇宙兄弟でもこんなシーンありましたよね。ムッタが「死ぬ覚悟ができていない」とカミングアウトするシーンです。
あのときの立食パーティーも選考基準になっていましたよね。実際にこのようなパーティーはNASAではあるんですね。
あのときのムッタの立ち振る舞いと若田さんの本書に書いてある立ち振る舞いが、似ている部分があって...宇宙兄弟を思い出す。
宇宙飛行への数少ないチャンスをつかむため、宇宙飛行士の誰もが宇宙を目指して日々、地上での訓練を続けている。しかし、どんなに地上で訓練をしても、ミッションにアサイン(任命)されなければ宇宙には行けない。
(中略)
「なぜ自分がアサインされなかったのか?」と感じる気持ちは多少なりとも湧いてくる。なぜなら、それだけ自分も頑張ってきたという自信や誇りがどんな宇宙飛行士にもあるからだ。
思い出す...ケンジを思い出す。
ムッタとの月へのミッションの訓練でのケンジを思い出す。結果的に宇宙兄弟だと、ムッタが月へのミッションへアサインされますよね。
そのときのケンジの心境そのものだ...アサインには、人種や性格、能力がミッション内容と適しているか?というのも左右するようなので、「優秀=アサイン」にはならないようです。
宇宙兄弟が読みたくなる本
「一瞬で判断する力」というタイトルの本なので、日常社会でも役に立つことがたくさん書かれています。(まだ読み終えてないけど)
それより宇宙兄弟をもう一度、読み直したくなる感情が先に芽生えてきます。
宇宙兄弟のシーンを回想しながら読み進められるので、頭にもバシバシ残る。素晴らしい本です。
というか、宇宙兄弟が素晴らしい作品というべきなのか?もう、どちらを褒めていいのかわからないくらい、作品同士がリンクします。
宇宙兄弟が好きな人は、この本を手にとって下さい。
この本が好きな人は宇宙兄弟を読んでください。
漫画が苦手な人は、宇宙兄弟のアニメ版がHuluで観れますので、ぜひ!