ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!
「ラ・ラ・ランド」観てきました。公開日に観てきたので少し時間が経ってしまいましたね。
ラ・ラ・ランド感想(ネタバレかも)
かなり映画通が楽しめるミュージカル映画になっていたそうです。僕はミュージカル映画は通っていませんので...
気づかないことばかり。観た後にあらゆるメディアを読み、そうだったのね。という感じでした。
要するに何が言いたいかと言うと、浅はかな感想になるよということ。
セッションの様な狂気は期待しないでね。
ラ・ラ・ランドを観に行く人たちは、ほとんどが「セッション」を観に行っている人たちだと思う。
今回も音楽という部分を題材にしています。そして、未だ売れていないジャズピアニストと女優という夢を追いかける人たちが主役。
どうしたって、前情報なしだとセッションの様な厳しい状況を想像してしまう人は多いのではないでしょうか?
狂気はありません。セッションに比べたらという話になりますが、綺麗です。芸術的な作品としてまとまっています。
セッションはアーティスト同士のぶつかり合いでしたが、今回は『夢×恋愛』なんですよ。なので狂気は感じませんよ。
女と男の感覚の違いってこんなとこだよね。
女の人ってすげー好きな人でもあっさりと切り替えできるよね(笑)ってのが引っかかる男性陣は多かったんじゃないでしょうか?
ミアがオーディションに受かったあと、セバスチャンとやり直そうとしたミアは、断られるんですよね。
今は、女優に専念したほうがいいということで。
5年の月日が経ち、ミアは人気女優になります。で、そのまま他の男性と結婚して幸せな家庭を持つんですよ。これ、日本映画とかだったら人気女優になってセバスチャンを探す的な?
こんな展開がより映画的というか(笑)まぁーでもそんなことは現実では起きません。
セバスチャンのことは忘れたわけじゃないけど、まぁ過去のこととして整理されるわけですよね。
より現実的でしたね。あっぱれ。
音楽バッチリでした。
セッションと同じように、『ジャスティン・ハーウィッツ』という作曲家を起用していることから、映像と音楽の馴染みは最高でしたね。
どちらが作品かわからなくなるくらいのシンクロ率です。
映画を作り上げながら、音楽も作り上げていったそうだったので、この部分は大きくセッションを上回ってもらえました。
サントラ是非、お買い求めください。
夢が変わる
セバスチャンは売れないジャズピアニストですが、腕は抜群です。
あるバンドに誘われて、メジャーデビューするんですよ。まぁーでもこれは、ジャズをベースにしたポップスバンド。
ジャズを王道でやったところで、売れることはありない現代。
セバスチャンは生活のために、このバンドで世界中をツアーで周りレコーディングに追われ...
そしてミアとの確執が生まれる。
セバスチャンが夢とは違う道で成功したのをミアは全くよく思わない。このシーンは本当に何を優先すべきなのか?
考えさせられました。
どこまで、自分の理想を追い続けるのか?自分で妥協を出すのか?人間なんてもんは、みんなここで苦しんでいるんでしょうね。
ラ・ラ・ランド評価
だらだらと書いてきましたが。評価をつけます。
うーん100点満点中の60点くらいですね。
セッションの期待度があったおかげでかなり辛口になっているかもしれません。
セッションの切れ味を一度味わってしまうと...その半分くらいの出来だったんじゃないでしょうか?とも言えるし...
この映画がジャストフィットする人だったら、セッションを超える評価をするかもしれません。
少し観る相手を選んでしまう映画になっていましたね。
セッションと同様、デミアン・チャゼルが映画と音楽に対しての愛情が出ている作品には変わりないんですが...
最後に
映画館で観る価値はある映画になっていますので、ぜひ観に行って判断してみては如何でしょうか?
カップルで行ってもいいし、一人で行ってもいいし。どうぞ、その目で判断してみてください。
それではまた。