久石譲「音楽する日乗」指揮者がやりたくなる本。動悸しました。

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ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!

 

久石譲さんの「音楽する日乗」読了しました!ちょっと専門的なことが多い、この本ですが。楽しめました!さっそく感想文を!

 

 

久石譲 音楽する日乗 Amazon

指揮者をやりたくなる本

序盤、40ページくらい読むだけで、オーケストラの指揮者をやりたくなります。そして動悸をする。

 

オーケストラの指揮者、映画監督、野球の監督。そこに共通しているのは?自分では何もしないということ。

指揮者は観客に背を向けたままだし、演奏会のはずなのに自分ではいっさい音を出さない。映画監督は、映画なのに自分では演技もせず、フィルムに映ることもない。プロ野球の監督は、バッターボックスにもピッチャーマウンドにも立たない。この3人は、みんな何もしていないように見えるのだ。

しかし、この3人が優秀か否かですべてが変わってしまう。つまり方向性を出すか出さないかの違いだ。映画で、いくらいい役者を揃えても監督の意志が明確でないと、いいものはできない。オーケストラも同じ。

そうなんですよね。オーケストラの演奏者って久石さんレベルになるとみんな優秀で演奏するのも超一流です。

映画なんかもそうですよね。好きな役者が出ているのに、つまらない映画とかってゴロゴロあります。その逆もしかり。

レアルや巨人が毎年優勝できないのもこれが影響しているでしょう!

っていう視点からいくと自分の出したい音を出させるということがとにかく楽しそうです。40歳から50歳になってからでもいいので、指揮者やってみたいなぁ...

この本は難しいよ。

基本的にクラシックの話題がずっとつきまとう本なので、音楽に少しも精通していない人は読んでて苦痛かも。

すごく難しい説明も出てくるし、それを説明してもらわないと話が続かないという。

12平均律のこととかも出てきて、すごい好奇心を持っている人じゃないと退屈になっちゃう。タイトルからそうですよね(笑)

 

久石譲さんの本で、メンタル的なものを覗きたい人は「感動をつくれますか?」の方がオススメです。

 

 

小沼純一と久石譲の対談

最後に対談が載っています。対談で、共感できた場所をちょろっとだけ紹介。

締め切りの不思議

対談の中で締め切りについて話をしているところがあるんですけど、久石さんレベルでもやっぱそうなんだとビックリ。

作家って「これで良いと言いつつも心の中ではもっといいものがないか探している」っていう風に言っているんですけど、確かに何か作っているときってそうですよね。

そして締め切り間際まで悪あがきをする。ないですか?そんな思い出。

締め切りが過ぎると更に本気モードになるそうです。これもわかります。僕の場合、変な開き直りが入ってきますからね。

 

引き合いに出てくるのが「シューベルト」、「プーランク」です。彼らは締め切りなしでいっつも作品を完成していたようです。

なんの屈託もなく音楽が浮かんできて完成するということなんですよね。

 

現代社会で何か作っている人は締め切りというものは切っても切れない存在でしょう。逆に締め切りがなくなると、作品の完成がどこで完成なのか?わからなくなる人もいるのではないでしょうか?

 

僕なんかその典型で、締め切りがないと全然ダメですね。完成しないんですよ。それに比べて「シューベルト」、「プーランク」は純粋に音楽を作っているということになりますね。

これは、本当にすごいことです。才能ですねぇ〜!

最後に

というわけで、すげー難しい本です。久石さんの本の入門は「感動をつくれますか?」からいってください。上記にリンクありますので、どうぞ。

 

この本は音楽に精通している人だったら、楽しく読める本かと思います!あ、ちなみに本の半分くらいの執筆は久石さん自らやったそうです。

映画音楽やって、指揮者やって、CM音楽やって、執筆して...超人っすね(笑)