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超映画批評批評【TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ】ネタバレ

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ども!キヨスイです〜!

 

イクスピアリで『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』を観てきましたので、早速批評を!

 

こちらの記事は、超有名映画批評サイト「超映画批評」の批評を批評していこうという内容です。 映画、批評に対して得点も付けていきますので参考にしてください。

 


得点表はこちらの記事に記載されているのでご確認下さい。

kiyosui.hatenablog.com

 

概要

www.youtube.com

 

監督 宮藤官九郎

出演 長瀬智也 神木隆之介 尾野真千子 森川葵 桐谷健太

 

宮藤官九郎の映画監督4作品目の作品。主演は、長瀬智也と神木隆之介のダブル主演で描く奇想天外のコメディ映画。

主人公の大助は、平凡な男子高校生。修学旅行中に交通事故に巻き込まれてアッサリと死んでしまう。死から目覚めた場所は、今まで見たこともない真っ赤な空の下で人々が責め苦を受ける正真正銘の地獄だった。

大助の前に現れたのは、地獄専属ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカル&ギターの赤鬼・キラーK。どうやら大助は自殺したと勘違いされてしまい地獄に来てしまう羽目に。。キラーKから人間として生まれ変わる方法があることを教えてもらえた大助は、大好きなクラスメイト・ひろ美ちゃんとキスするため、キラーKの厳しい指導のもと地獄めぐりを開始する。共演にも宮沢りえ、桐谷健太、古田新太ら豪華キャストに加えアメリカでコメディアンとして大ブレイクを果たしたゴンゾーまでが出演している。

 

 

キヨスイの評価

69点  仏教、音楽に詳しかったら120%楽しめる。

 

最初にバスの事故で死んでしまう設定をあれだけコミカルに仕上げたクドカンを賞賛したい。スキーバスの起きた事故を連想させてしまうということから、公開日の延期が起きたこの映画だが、あれだけサクッと主人公の大助に死なれると連想する暇も全くなかった。

良い意味で、まるで漫画のように仕上がっていた。

 

映画館は終始、笑いで包まれていてクドカンワールドが全開しているのだ。常に小さい笑いをブッコンでくる。さすがクドカンだ。

主人公の大助が地獄に来てしまった理由も本当にくだらない理由だった。このくだらなさで笑わせてくれるのが、クドカン。

大助は好きな子に振り向いてもらうためにバンドをやっていたが、レンタルスタジオで『アンプにジュースを溢す』『ケーブルを巻かない』『トイレをいつも大で流す』『コーヒーにタバコを入れる』等々の悪行を働いていた。

この悪行が影響して地獄に来てしまっていたのだ。なぜそれをキラーKがしていたのか?それはキラーKが大助が通っていたスタジオのスタッフだったからだ。そして、大助は事故死ではなく、バナナを詰まらせて自殺したことになっていた。

こんな無茶苦茶な設定も成立させてしまっている。クドカンの器量の良さも伺えるが、主演の長瀬智也と神木隆之介がそれに100%で答えている演技があってこそ成立しているとも言える。

長瀬智也は10年以上のクドカンとの付き合いで、納得の演技だったが。神木隆之介はやはりSPEC以降に進化を遂げている。

2枚目から3枚目も演技をできる、良い意味で使い勝手の良い役者へと進化していた。今作では完璧な3枚目を見事に演じきっている。

エンマ役の古田新太、ちょい役で出てくるみうらじゅん、田口トモロヲ、ゴンゾーなどご豪勢に使っているので役者陣で飽きることは全くないだろう。

 

地獄という設定から、しっかり地獄のことへの説明もしてくれるこの作品。実にわかりやすく説明してくれている。

この映画の地獄は、仏教のもの。畜生や頞听陀(あただ)地獄、臛臛婆(かかば)地獄、虎々婆(ここば)地獄などが出てくる。仏教を少しかじっている人間なら、すぐに気づくことでしょう。

 

なんども転生してひろ美ちゃんに会いに行くのだが、すべて上手くいかない。この転生する動物の種類が鳥、犬、虫などとユニーク。思いっきりふざけている。猫がなかったのもの仏教に沿ってのことだろう。

 

大助はキラーKと過ごしていくうちに彼の『天国』という曲を彼女(死神)とその息子いん届けることを目標とし始める。

彼女(死神)とその息子が死んだことから、人間への転生を諦めて行き先を天国を目指し天国へいく。

この天国が、本当に天国で...何もしないでいい状態が作り出されていた。こんな天国だったら僕は退屈死してしまうだろう...と思ってしまうほど何もしないでいい。

最終的に歌を届けた大助は、つまらない天国から地獄へ戻りキラーKと共にバンドを組み鬼となる道を選ぶ。

この終盤の天国の役者にも全く抜け目のないクドカン。出てきたのは、荒川良々と瑛蓮(えれん)。クドカンは『ゆとりですがなにか』で瑛蓮(えれん)のことをとても気に入ったようだ。彼女は本当にスパイスになる。

 

地獄の中でバンドというものがポイントとして話が進む今作品。音楽にも全く手を抜かなかった。主題歌はKYONO、劇伴は向井秀徳と豪華な制作メンバーでいちいち音楽がカッコイイ。

劇中にある鬼野楽器でもジミヘンを筆頭に有名ギタリスト達の話が要所要所で出てくる。さらにCharやマーティ・フリードマンなども出演しているので、音楽好きは更に楽しめる内容になっていた。

 

最後は、純愛と生きるというメッセージ性を混ぜながら締めくくってくれるが、少しメッセージ性が物足りない気がしてしまった。三木聡作品までとは言わないが、もう少しメッセージ性の強い作品になっていたらこの作品は文句なしに仕上がっていたのではないだろうか?
これからのクドカンにメッセージ性の強さを期待したい。

 

少しばかり下ネタが入りますが、デート向けの作品でした。友達と観に行っても、一人で観に行っても楽しいでしょうね。

笑い吹き飛ばしたい人も是非観てください。

 

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前田さんの批評を批評(抜粋して批評していきます)

*批評がアップされ次第追記します。